せんくら
毎年恒例、仙台クラシックフェスティバル。聴きたいプログラム、一つだけ買えました。あとは出遅れてしまったのと、残念ながら土曜日しか身体が空いていなかったのとで。
3人の人気ピアニストが聴けるプログラム!
牛田さんリーズ国際コンクールからお帰りになったばかりのはず。セミファイナルのシューベルト、すごい評判だった。
細くて、なんだか折れそう。つい、おばさんの庇護本能発動。
ショパンのプレリュード、小林愛美さんのショパンコンクールでの神がかった演奏聴いてから、目から鱗、遅まきながらこの曲への認識を新たにしてしまった。
そして、最近の藤田真央さんの新譜「72のプレリュード」!クラシックのサブスクで早速聴いた。今プレリュードがトレンドなのかな?ディーナ・ヨッフエのショパン、スクリャービン交互に弾くプレリュード、素晴らしかった。プレトニョフも来日の際そのプログラム弾いたそう。
なので、牛田智大さんのプレリュードがとても楽しみでした。そして、期待にたがわぬ端正な繊細な演奏。せんくらでは嬉しいことに毎回トークもあり、相変わらず謙虚でジェントルな方。
岩手の小井戸文哉さん。そして長髪がトレードマークの阪田知樹さん。ピティナでは有名な方。その頃は細い方と思っていたけれど、ガッチリされていた。音にも重量感が。
3人一度に聴けるのはフェスならでは。でもお一人25分は、やはり少し寂しい。
そして、舞台が殺風景すぎるし、後ろのオケのための譜面立てやら椅子やら、台やら。うーん、片付けるといいのに。せめて綺麗に並べるとか。つい手伝いたくなる。ごちゃごちゃ物を置いたままの台の手前にピアノがある。花のひとつもない。なにか理由があるのかな。ほかの会場はもっと綺麗なのにイズミティだけなぜ?と思わされました。