コンクールの審査でした。小学生から中学生までの生徒さんたち。みな一生懸命演奏していましたし、私も朝からずっと、講評を一生懸命書きました。
自分の沢山の生徒達もコンクールに出ている側なわけで、書かれる側の、本人や指導者の気持ちもよくわかります。
思えば、コンクールやステップに、生徒共々、私も育ててもらいました。
時には耳に痛い講評に、その時はむっとしても、後で成る程と思うこともあれば、全く的外れな参考にならない不勉強な講評もありました。
書く側になって思うのは、沢山書きたい事がある中で、今、すぐ役に立つ事を書いてあげたいという事。
指もまだできていない子に、声部の弾き分けのみを指摘しても直ぐにはひびかないだろう。響きのバランスを指摘するよりは、指作りや手の使い方の意識を書く方が良いかと。
もちろん、指導者にも指摘されているでしょうが、やはりと思ってもらえれば。
また、ただ当たり障りなくほめておけば、本人も指導者も気分は害さないだろうけど、それではお金を払って受けた意味がない。同じ曲を次に弾く時に少しでも良くなるように、良くなかったところを、具体的に書いてあげたい。
なーんていつも思って書いています。
お昼のお弁当。美味しかった。