12th 8月
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ふらりと津軽
やっと二人とも時間ができたので、思い立って夫と夕刻に出発。
約4時間運転して、夜半に、青森県、五所川原のホテルに着きました。目指すは龍飛岬。本州の北の端。津軽海峡冬景色の歌詞に出てくる場所。
北海道が見えるとか。
何も調べずに来たけれど、えっ、太宰治の生家が五所川原に…⁈ 津軽の何処かとは漠然と知っていたけれど、名前が変わって、現五所川原市金木町なのだそうです。
翌朝。ありました。斜陽館。
作品からお坊ちゃまだったとは思っていましたが、あの時代、青森で、めちゃくちゃ広大なゴージャスな御殿!ここまでとは!実際に目の当たりにすると、驚きです。
父親は小作人300人の大地主。金融業もやっていたみたい。
自筆の手紙や原稿、写真で有名なマントなど、貴重な展示物が沢山。
中でも兄へのお金の依頼への礼状など、筆跡からも葛藤、矛盾する気持ちが滲み出ています。「芥川賞が取れそうだ」とも書いてあり、実際には取れなかった訳だけど、本人はそのつもりだったのが分かります。
三鷹だけでなく、こちらでは生誕祭というようですが、桜桃忌やっているようです。(入水後発見されたのが、誕生日だなんて…)
ついこんなのを買いました。
龍飛岬への道は美しかった。
そして龍飛岬にも太宰の碑が…(^^;;
かなり、太宰に乗っかってるな。
北海道も見えました!
岬の先の食堂で食べた、うにマグロ丼が美味。^_^
後で知ったのですが、「おらこんな村やだ〜」の吉幾三さんも現五所川原市金木町の出身だそうです。