23th 11月
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宮城県作曲コンクール
昨年の小学生の部「特選」に続き、今度は中学生の生徒さんが、参加を希望。
数週間に渡り、慣れない記譜も含め試行錯誤を繰り返しました。
もともとセンスのある生徒さん。なんと、多くの中から、ほんの少しだけ選ばれる、県大会まで進んだそうで楽しみです。^_^
同主調、平行調や属調への転調やリズム変奏を練習したりと、レッスンのたび、色々な小曲がどのようにできているのかを一緒に見ていきました。インプットだけでなくアウトプットを沢山やるようにも勧めました。
そういえば、私は小さい頃、作曲というのは作曲家から湯水のようにどんどん新しいメロディが出てつながっていくものと思っていました。
バッハやソナチネなどで、ひとつや、複数のモチーフを展開して構成していくものと知った時は、実は本当の事を言えば、「なーんだ、そんな機械的なことなんだ。」と少しがっかりしたのを覚えています。(⌒-⌒; )
もちろん、その展開の仕方がすばらしいのですが。自分の思い描くいていたものと違っただけなのですが、曲が理論や形式で作られたものとは思っていなかったのです。
それとも、多分西洋音楽ではない、そういう、構成を持たず、展開もせずに、新しいメロディが延々と続く音楽もあるのだろうか。鼻歌のような。