20th 1月
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樋口紀美子先生 バッハセミナー 公開レッスン
指導者ライセンスの審査で何度かご一緒させていただいた樋口先生。ドイツに30年以上お住まいだったピアニストですが、偉ぶることなく、ハートがあり、チャーミングで、でも歯に絹着せないご自分の意見をお持ちの素敵な先生です。
音楽への考え方また、お人柄に惹かれ、7月のまほろばステップのアドバイザーとトークコンサートをお願いしたところ気持ちよくお引き受け頂きました。
今日はその樋口先生のバッハの講座を聞きに日比谷の松尾楽器のホールに伺いました。
先立っての公開レッスン。生徒さんの立場を尊重し、敬意を払ってレッスンされているのが分かります。アドバイスはしますが、決して否定しません。
常におっしゃるのが、歌う事。音楽が流れる事。音のイメージを持つこと。
ご自身も常にチャレンジ精神で感性を鈍らせないようにされているとの事。
良い音楽悪い音楽はあっても、上手な音楽下手な音楽は無いとおっしゃっていました。拙くとも良い音楽はあると。
バッハは、1時間ちょっとでインヴェンション全曲解説と演奏は、さすがに厳しいものがあったかと…。(^◇^;)15曲続けて聴くことで見えてくるものはありました。難しい調はないインヴェンションですが、調の色はとてもはっきりとしています。
長時間に渡りお疲れ様でした。7月を楽しみにしております。