10th 6月
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ブラームスとアンドリュー・ワイエス
ある音楽が、いつも、なにか特定な物を思い出させたり、連想させたり、ということはよくあると思います。
私は、ブラームスの間奏曲op.118-2を聴くと、いつも、アンドリュー・ワイエスの絵が思い浮かびます。
25年以上前、アメリカに住んでいた時知った、ワイエスの絵。亡くなって久しいですが、日本でもとても人気のある画家です。
数年前、日本で展覧会があって、遠路見に行ったのですが、その時、ワイエスの映画が一画で上映されており、そのBGMに使われていたのが、この曲でした。
あまり、特定なイメージを押し付けられるのは、普段だと苦手なのですが、たまたま漏れていた音楽が、展覧会場にずっと微かに流れており、孤独で寒々としたワイエスの絵と、ものすごくマッチしていました。
もちろん、非常に個人的な感想です。
特に、グールドの演奏が、ピッタリです。