20th 4月
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「アナと雪の女王」
生徒達が、次々に借りて行くこの楽譜。時の物だけあって、大人気。
息子しかいなかったせいもありますが、ディズニーのプリンセス系の映画は、昔のモノ以外、ほとんど見たことありません(^^;;
しかし!こんなにみんな弾きたがるのだからと、久しぶりにディズニー映画を映画館に観に行ってきました!
アナと雪の女王…って、邦題、看板に偽りありですね。原題のFrozenと全然違うし、姉妹2人の話なのにエルザは?…。
大人目線では、能力故のエルザの苦しみの方がずっと興味深い。
「雪の女王」とついてるから、アンデルセンの「雪の女王」のサイドストーリーかと思って楽しみにしていましたが、全然関係ないんだ。
アンデルセンのは、色白の美少年(イメージ)カイを雪の女王から救おうと、少女ゲルダが頑張る話で、子供心に、少女が少年を救おうとする話は新鮮だったし、なにより、ゲルダという名前が、濁音が多いせいか、ヒロインとしてガッチリ感あります。(^^;; 対して、カイは、ちょっと響きが弱い感じ^_^。
スピッツベルゲンという実在の街がでてくるし、アンデルセンの中でも好きな話だったから、ちょっと楽しみだったのですが…。
アナは、元気が良くて気がいいけど、繊細な心配りに多少かける、アメリカ在住のうちの姪っこにそっくりで、苦笑い…。(^^;;
アニメミュージカルとしてはいいのかもしれませんが、登場人物や人間関係としては、突っ込み所満載。
脇役までもがいつも魅力的な宮崎アニメの奥深さを再認識させられました。やはり感覚が日本人なのかしら。(^^;;