アンサンブルのリハーサルの後、急いでバッハコンクールの会場へ。(^^;;

去年、3.4年と5.6年のBコースで二人全国で金賞をいただき、ゲンの良いコンクール。今年は別な生徒さん達が挑戦しました。note

バロックは、自分で弾く時もいつも自問自答して、バロックに相応しい表現かどうか意識しますが、一方、今のピアノで弾く際の可能性もある。

バッハは、息子のために作ったインベンションの学習目的の一つとして、カンタービレ奏法をあげています。生徒さんとも始めに必ず読みますが、インベンションの本の一番始めに書いてあります。

「バッハでのカンタービレ」。生徒と話し合い、ステップでもアドバイザーへの質問事項としてコメントにかきましたが、全くそれに対する解答はありませんでした。(^^;;

私がもしアドバイス書くとしたらどう書こうか。

学習過程の生徒さんなら、うたわない無味乾燥な演奏より、少しくらい歌いすぎでも、歌ってほしいかと思います。

バロックは、楽器が当時と違う、原典版にはほぼ何も書いてない、など、ある意味自由な部分もあるので、審査員が何に重きを置いて審査するかで、結果も変わります。

コンクールが終わったあとは、自分の生徒かどうかに関わらず、結果と照らし合わせいつも色々考えさせられます。

直接話しかけたりはさすがにしないけど、結果がでなくとも、また頑張って、と、前途を応援したい気持ちになります。